スノストによる友情短編
第35章 偽り
阿部「、、それではこの話で進めても大丈夫でしょうか。」
「はい^_^よろしくお願いします。」
阿部「わかりました。じゃあまた、次の商談で。」
話もまとまり、、、隙を見た彼女が近寄ってきて、、
「、、今日家行っていい?」
佐久間「あー、今日は残業だから無理かな。」
「そっか^_^仕事頑張ってね?」
佐久間「ごめんね?^_^じゃ、また連絡する。」
彼女の会社を後にした俺たち。
阿部「、、残業なんて嘘つくなよ。」
佐久間「いいだろ。俺の気分なんだし。」
阿部「なんだよ。それ笑笑」
何でも言い合えるのが、阿部しかいない。
彼女の前では、いい彼氏を演じてるだけ。
それは、ちゃんと阿部もわかってくれてる。
会社に戻り、定時まで仕事を進め、、
今日は別々に帰る。
家に帰り、、貯めてあったドラマをビール飲みながら一気に見て、、1人の寂しい時間を過ごした。
佐久間「、、はぁ、、このままじゃ、ダメだな、、」
ちゃんと彼女への気持ち、阿部への気持ち。
考えないとダメだ。
俺の考えが一つにまとまり、、俺は阿部に連絡した。
佐久間『、、俺たち、、ちゃんとケジメつけよ?』
しばらくして、、阿部からの返信。
阿部『、、うん、今度の日曜、、会う約束してるから、、お前の彼女も呼んで話そう?』
2人の気持ちは一つ。一つしかないんだ。