スノストによる友情短編
第38章 嫉妬心
現場から近い阿部ちゃんの家に向かって歩いて、
佐久間「、、開けるよ?」
阿部「うん、」
合鍵でエントランスをくぐり、そのまま部屋の鍵も開けた。
阿部ちゃんの部屋がなんか懐かしくて、、
阿部「、、佐久間、?」
佐久間「、、ん、、あー、ごめん、、なんでだろ、、」
涙が止まらない俺。
すると、、後ろから優しく抱きしめてくれた。
阿部「、、泣きたいのはこっちだよ、、」
佐久間「ごめっ、亮平っ、泣」
阿部「ったく、、」
佐久間「俺、亮平の気持ち考えてなかったっ、、泣」
阿部「いいよ、もう、、俺も冷たくしてごめんね、?」
佐久間「んんっ、、俺のこと嫌いになった、?」
あんな軽率な行動で嫉妬させて、、もう俺のことなんか、、
阿部「、、嫌いになった。」
佐久間「え、?」
返ってきた言葉は想定外で、、正直戸惑った。
阿部「、、な訳ないだろ!」
佐久間「亮平っ、?」
阿部「むしろ好き!大好きっ!大介のこと離したくないぐらい、、」
佐久間「、、、亮平っ、泣」
阿部「大介は?俺のこと嫌いになった?」
佐久間「んん、、亮平に負けないぐらい好き!!大好きっ!!」
体の向きを変えて、首元に手を回した。