スノストによる友情短編
第39章 別れ際
あいつは、保健室の先生として、この学校に。
あまり関わりのなかったから少し安心した。
だけど、、
「、、佐久間先生っ!これ、阿部先生のところにお願いできるかしら。」
佐久間「、、え、、、」
「手が空いてないかな、?」
佐久間「、あ、いえ!持っていきますね^_^」
仕事だから。仕方ない。
俺は、頼まれた書類を保健室へ持っていった。
ノックすると中から返事が聞こえ、、
佐久間「、、失礼します。」
顔を合わせ、俺のお得意の笑顔で、、
佐久間「1年2組の健康診断に関する書類です。確認よろしくお願いします。」
阿部「、はい。」
確認を終え、俺に
阿部「ありがとうございます。」
佐久間「いえ。じゃ、僕は失礼しますね^_^」
そう言って俺は保健室の外へ出ようとした。
すると、、突然腕を掴まれ、、空いた手でドアの鍵を閉めた。
佐久間「、、え、、」
阿部「、、、」
佐久間「なんですか?僕、仕事に戻らないと行けないんですけど」
阿部「、、ごめん、大介、、」
突然の名前で呼ばれ謝れた。
佐久間「、、なにが。」
阿部「、、、」
佐久間「離せよ。」
俺は亮平の手を振り下ろし、鍵を開けて飛び出した。