スノストによる友情短編
第39章 別れ際
佐久間「、、ん〜、、この文法は、。どうすれば、、」
1人でずっと考えていると、、俺の近くに誰かが来た気配がして、、机にある物を置かれた。
?「、、大介はこれだろ?」
そういうあいつは、壁にもたれかかってコーヒーを飲んでいた。
佐久間「、、んだよ。何か用ですか?」
阿部「別に。たまたま職員室寄って帰ろうとしたらお前がまだ残ってたから、飲みもんでも奢ろうかなぁって。」
佐久間「お気遣いありがとうございます。もう大丈夫なんで帰ってもいいですよ。」
阿部「、、、その参考書貸せ。」
そう言った亮平は、俺が見開きにしていた参考書を取り上げて、、近くにあったシャーペンで何かを書きはじめた。
阿部「、、ん。俺はこうすればわかると思う。参考程度に。」
参考書を返して、鞄を持ってあいつは帰っていった。
その書かれた内容は、、すごくわかりやすくて、、
ムカつくけど、、やっぱり敵わないと思った。
そして、あいつが置いていった飲み物を手にした。
佐久間「あいつ、、、こんなことまで、、」
俺がコーヒー飲めないことを知ってるあいつ。
その代わりに買ってきたのはココア。
俺がよくコーヒー代わりに飲む物で、あと辛い時悲しい時心を落ち着かせるために飲んでいた。