テキストサイズ

スノストによる友情短編

第39章 別れ際

阿部side

罪悪感もありつつ、毎日過ごしていると
ある日、あいつの様子がおかしかった。

少しふらついていて、、無理に他の先生たちに笑って、、自分の席に着いた瞬間に授業の準備を始めていた。

俺は止めたけど、あいつも頑固だから。
授業に穴を開けられないって言って、、準備を進めていた。

でも、、あいつが立ち上がった瞬間に、倒れてきた。俺はすかさず、、支えた。

阿部「佐久間先生っ、?佐久間先生!!、、大介っ!!!!」

名前呼んでもびくともしない。
おでこを触ると熱を感じ、、俺はすぐに抱っこして保健室へ

寝かせて熱計らすと39度。

阿部「、、バカ。お前は本当にっ、、」

おでこに熱さまシートを貼り、、色々対処してから
また職員室に戻った。

あいつのことを気にしてた先生たちにちゃんと報告し、、

「どうしましょ、佐久間先生の授業、、」

「対応できる先生いるかしら、」

「それか自習の時間だな」

あいつは、授業の時間を何よりも大切にしてきた。
それを知ってる俺だから、、

阿部「、、あ、あの。俺が授業に入ります」

「え、あなた、、」

阿部「保健室の先生の他に、教科も担当できる免許持ってます。なので、安心してください^_^それに、佐久間先生も授業大切にしてきました。それに穴を開けるわけにはいきません。」

「、じゃあ、、今日の佐久間先生の代わりに阿部先生に入ってもらおう。」

俺は、あいつの机に置いてあった教科書と参考書、辞書などを持って教室へ向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ