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スノストによる友情短編

第39章 別れ際


佐久間side

ボーッとしていると、、突然保健室のドアが開き、、

佐久間「、、っ、!?」

入ってきたのはあいつ。

阿部「、そんな、驚かなくても、、」

俺の反応に戸惑いつつ、、自分の席に着いた。

阿部「、、お前熱あったぞ。39度も。」

佐久間「、、、」

阿部「風邪だったらどうすんだよ。生徒にはうつせないだろ。」

あいつは立ち上がり、、俺の近くに来たと思えば
頭を優しく撫でてくれた。

阿部「まぁ、そこがお前のいいところでもあるから。自分より他人のことに一生懸命なところ。」

佐久間「え、、」

阿部「とりあえず、俺も早退するから。家帰るぞ」

そう言ったあいつは荷物を持ち、、

阿部「大介の荷物もあるから。」

俺の分も何故かあって、、そのまま連れて帰された。

佐久間「、、、」

ここで待っとけと言われて待っていると、目の前に車が止まった。

阿部「早く乗れ。」

佐久間「、、う、ん、、」

熱があるからか素直になるしかない俺。
亮平に連れてこられた場所は、マンション。

阿部「俺ん家で悪いけど。今日は看病したいし、泊まってけ。」

ここ、亮平の、、

ボーッとしていると、、突然抱っこされた。

佐久間「、、え、ちょっ、、!」

阿部「暴れないでってば。」

ギュッと力が入り、俺を落ち着かせた。

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