スノストによる友情短編
第41章 共に
佐久間「、、はぁ、、素直に話せたらな、、」
俺の嫁に、話しかけていると、、
コンコン、、
ノックの合図とともに声が聞こえた。
阿部「、、入るよ。」
俺の返事を待たずに、ドアが開いた。
阿部「、、なにこれ。」
そう言って、手元にあったノートを俺に見せてきた。
佐久間「、、、」
阿部「聞いてる?これ、何?」
俺は、無視をして布団の中に入り、、頭から隠れた。
すると、、、
佐久間「、、っ、ハハっ、笑笑や、やめてっ、!」
布団の上から、俺の苦手なこちょこちょされた。
阿部「話せ!笑笑」
佐久間「やだっ!話さないもんっ、!」
阿部「ふーん、じゃあもっとやってやる!!」
そう言ってさらにこちょこちょしてきた。
俺も頑張って耐えて話さなかった。すると、、
阿部「、、はぁ、疲れた。」
そう言ったのが聞こえ、布団の上からドサっと重みを感じ、、布団から目だけ出すと、、阿部ちゃんが隣に寝そべっていた。
佐久間「、、何やってんだよ、、」
阿部「んー?別にぃ。」
佐久間「離れろよ。」
阿部「やぁだっ!」
そう言って、ノートを開いて、、眺めていた。
阿部「、、これが大介の本当の気持ち?」
佐久間「、、悪いかよ、、」
阿部「悪くないよ、、むしろ嬉しいよ。」
阿部ちゃんは、俺の頭を優しく撫でてくれた。