スノストによる友情短編
第42章 おまもり。
入学式も終わり、1年生も高校生活が慣れ始めた頃、、
佐久間「、、えっと、じゃあここは、、阿部くん。この文の意味、答えられるか?」
阿部「はい。」
俺が唯一担当してる1年生のクラスは、偶然なことに亮平のクラスだった。
佐久間「、、ん、せーかいだ。予習しっかりしてるね。」
阿部「ありがとうございます。」
亮平は、すごく頭が良くて学年の中でも優秀。
入学後のテストでは、学年一位とったぐらい。
やっぱり、そこは東大卒業した父さんに似てるな、、笑笑
授業が終わり、、
阿部「、、佐久間先生っ!予習するところでわからないところがあるんですけど、、」
佐久間「ふふ^_^じゃ、放課後俺のところおいで。」
阿部「はい^_^ありがとうございます。」
亮平は、分からないところをちゃんと質問してきて、身に付ける心がすごかった。
佐久間「、、ここは、、」
放課後、質問してきたものに説明した。
阿部「、、なるほど、、」
佐久間「理解できた?」
阿部「はい^_^ありがとうございます。」
亮平は、教科書とノートを閉じ、、手帳を取り出した。
その中には、、
佐久間「、、ん、これ、、」
阿部「、?、、あー、^_^これは、僕にとってのおまもりなんです^_^」
亮平がそれを手に取り、ふふっと笑った。
それは、、俺があげた折り紙のおまもり。
だいぶ汚くなってはいたけど、、大事に持ってくれてた。