スノストによる友情短編
第42章 おまもり。
会計を済まし、、急いで家に帰ってアイスを食べた。
佐久間「んっ、うまっ。亮平も食べる?」
阿部「うん!」
食べさせ合いながら幸せな時間が過ぎて行き、、
阿部「、、お兄ちゃん。お父さんに会いたい」
佐久間「父さんに、?」
阿部「うん。どんな人なのか。お兄ちゃんがいい人だから悪い人ではないことはわかるんだけど、、」
佐久間「うん亮平は父さんにめっちゃ似てる。頭がいいところとか、笑うときの顔とか。さすが親子だなって思うもん」
阿部「そうなの?笑でも、お兄ちゃんは母さんにそっくりだよ。」
佐久間「まぁ、そりゃ、俺の母親でもあるし、似るところもあるよね。」
阿部「うん。笑った顔とか声とか本当にそっくり。」
亮平に父さんを会わせたい。
父さんもずっと亮平のこと気にしてたから。
佐久間「、、母さんっ!」
キッチンにいる母さんを呼び出し、、
「ん?なに?」
佐久間「明日、暇?」
「うん。おやすみだけど、、」
佐久間「明日さ、父さんのところ行かない?」
「え、、」
佐久間「亮平に父さん会わせたいんだ。父さんね、別れてからもずっと亮平のこと気にしてた。ちゃんとご飯食べてるのか。ちゃんと勉強してるのかなとか、、毎日話してるぐらい父さん、気にしてたんだ」