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スノストによる友情短編

第46章 希望


佐久間「、、グスッ、泣」

佐久間は、向きを変えて俺の胸で泣き始めた。
その背中をギュッと抱きしめて撫でて、、

阿部「辛かったね、、もう俺たちがいるから大丈夫、、佐久間は1人じゃないから、、」

何も言わない佐久間。
でも、俺の腰に手が回ってきて力一杯抱きしめてきた。

不安が全部、怒りと涙に変えていく佐久間。
それを早く俺たちが気づけばこんな抱え込まなくても大丈夫だったかもしれない。

とりあえず、抱っこしそのままリビングへ行った。

渡辺「とりあえず、顔の傷消毒しよう」

阿部「うん、ありがとう、、あと、佐久間の腕や手にも、、」

宮舘「うん、わかった、」

佐久間は、俺を離さないままずっと泣いている。
このままの状態で翔太に消毒してもらい、傷の手当てをしてくれた。

阿部「、、佐久間、消毒しよ、?」

佐久間「(フリフリ、、)」

そう首を振って離さなかった。

宮舘「いいよ、このままの状態で消毒しよう。」

だてさんは、器用に消毒をしてくれて、、
佐久間は時々“、、っ、”って痛そうな反応もしながら、なんとか、、

阿部「、、佐久間、、大丈夫だから、、俺たちは佐久間から離れないから、、信じろ。」

佐久間「、、グスッ、、」

この状況を知ったうえで、、俺はあることを提案した。

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