
スノストによる友情短編
第49章 あべさく日常
『忘れ物』
佐久間side
今日も9人の仕事。
仕事終わってからも、しばらくみんな楽屋にいたんだけど、、次々と帰っていった。
阿部「、、、さくま、」
佐久間「、、なに。」
阿部「、、んん、なんでもない、、じゃーね、、」
阿部ちゃんとは恋人同士で、今喧嘩中。
お互いちゃんと気持ちを伝えられないのが原因なんだけど、。
1人になった楽屋。
最後に忘れ物ないか確認していた。
佐久間「、、ん、これ、、」
阿部ちゃんの、、?
佐久間「あいつ、、忘れ物、、こりねーな、、」
仕方なくそれを預かり、、行く予定ではなかった阿部ちゃんの家へ。
どうせなにも食べずに勉強してんじゃないかなって思い、コンビニによって軽く食べれるものを買い、家に向かった。
合鍵を交換してるため、俺は簡単にエントランスを抜け、部屋の鍵も開けた。
佐久間「、、、ったく、、」
勉強しながら寝てしまったのか机に伏せている。
こんな光景は何度も見てる。
寝室からブランケットを取り、、阿部ちゃんにかけて、、忘れ物を置き冷蔵庫に買ってきたものを入れていると、、背中に重みを感じた。
佐久間「、、、んだよ、」
阿部「んー、、さくまぁ、、」
寝ぼけてんのかよ、、
