
スノストによる友情短編
第50章 真実。
亮平「あと、これでしょ?」
そう言ってジュースも取り出して、、俺に渡した。
大介「、、これっ、、」
亮平「、、大介のことは忘れない。好きなものとかも全部。俺にとって大介は必要な存在なんだから」
大介「、、っ、」
俺の涙を亮平は、自分の服で拭った。
昔あんな可愛かった亮平が、今すごく男らしくカッコよくて、、
もらったお菓子を開けて、、食べ始めた。
大介「、、よく覚えてたな、」
亮平「だって、俺たちと言えばこれでしょ?」
嫌なことお互いに落ち込んでいたりしたときは
必ずこの2点セットを買ってよく食べてた。
大介「、、ん。」
お菓子を一つ取り出し、亮平の口に近づけると、、
そのままパクッと食べた亮平。
亮平「んふふ^_^やっぱ美味いな。俺、あれからこのお菓子食べてなかったから、、」
大介「え、?」
亮平「大介と食べるから美味しくて、、1人で食べても美味しくなかった。だから、、このお菓子は大介と一緒に食べると決めたの。」
大介「、、んだよ、それ、、」
亮平「大介はさ、もう俺らのこと嫌い、かな、?」
さっき信じられないと言われたからって悲しそうな顔をする亮平。
俺は亮平がぎゅっと握った拳に自分の手を優しく重ねた。
