
スノストによる友情短編
第52章 想い人
救急車が到着し、、
マネージャーと共に病院へ。
渡辺「俺たちも行こうっ、」
撮影は、中止。
3人で、病院へ向かった。
その間もずっと2人は俺を支えてくれた。
佐久間「阿部、ちゃ、泣」
渡辺「大丈夫だから、、佐久間、、」
普段翔太は、人を抱きしめたりスキンシップが多い奴じゃない。なのに、今日は俺を優しく抱きしめて、、頭を撫でてくれた。
数時間経っても未だ手術室の赤いランプは消えない。
他のメンバーも阿部ちゃんのことを知り、駆けつけた。
でも、、俺の様子を見て、、
岩本「、、佐久間、、」
深澤「佐久間、、大丈夫だから。阿部ちゃんは強いから。同期の俺が言ってんだから、、大丈夫だ。」
佐久間「うんっ、泣」
俺が何もできなかったことから始まった。
全部俺のせいだ。
しばらくすると、赤いランプが消え、、
「、、阿部さんのお知り合いの方ですか、?」
岩本「はい、同じグループに所属しているメンバーです。」
「そうですか。阿部さんは幸い頭の打ちどころが良く、重い障害は残らないと思います。ですが、軽く記憶喪失になってる可能性もあります。覚悟してください」
記憶喪失、、?
もしかしたら、、俺のこと、、
目黒「、、佐久間くん、まだ決まったわけじゃないから、、」
向井「そうや、、逆に日が浅い俺たち3人だけ忘れてるかもしれんし。」
佐久間「、、、」
そのあと、、メンバー全員で阿部ちゃんが眠る病室へ向かった。
