
スノストによる友情短編
第52章 想い人
今日の撮影は、佐久間と。
佐久間とコンビは慣れたもので、笑
順調に撮影も進み、、取材を残し楽屋に戻ろうとしたら、、何かが外れる鈍い音が聞こえた。
それを探し出し、見つけた時にはもう佐久間の上に落ちてきそうで、、
阿部「、、佐久間っ!危ないっ!!」
俺は、勝手に体が動き、佐久間を押し出し自分が犠牲になった。
そこから記憶がなく、次に目を覚ました時は1ヶ月近く経っていて、重い障害もなく軽く記憶喪失になってるかもって心配されたけど、メンバーの顔や名前、自分が何をしてたか、なんでこうなったのか全部覚えていた。
目を覚ました時に、佐久間が俺に対して想いを伝えられてないって呟いていて、、俺は、、
阿部「、、きづいてるよ、、とっ、くに。」
そう答えると、佐久間の目から涙が溢れ出し、、
佐久間から告白されて、、俺は呼吸器のマスクを外し、重たい身体を近づけキスをした。
付き合おうなんて言ってなかったけど、メンバーに俺の恋人だと紹介すると、、佐久間の顔は嬉しそうにしていて、、俺もなんだか幸せだった。
でも、、俺たちの間に勝手に入ってくるやつがいたんだ。
それは、、
「、、なんで、?ずっと、ずっと阿部さんのことが、、」
阿部「だから、ごめんなさい。俺はあなたの事興味もないんです。アイドルと女優が付き合うなんて、、」
「で、でも!!」
阿部「今が1番大事な時期なんです。デビューも決まって、ライブツアーも決まって、、ここで壊したくないんです。」
そう想いを伝えると、その人は俺に無理やりキスをしてきて、、それを佐久間に見られた。
