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スノストによる友情短編

第52章 想い人


必死に佐久間に訴えたけど、信じてくれなくて、、
持っていた袋を投げ捨てて帰っていった。

阿部「、、さいあく、、」

「、、阿部さん、?」

阿部「、、はぁ、、こんなこと言いたくなかったけど、、あんたさ、どういうつもり?」

俺は、怒りを覚え普段の俺じゃない口調で相手に話した。

阿部「ふざけんなよ。俺、あんたのこと好きとか言ったか?」

「え、だって、、あの時っ、、」

阿部「あの時は、クイズ番組のこのメンバーが好きだって言った。確かにあんたもそこにいたけど、あんただけじゃねー、勘違いすんな。」

「、、っ、、泣」

阿部「わかったなら、さっさと帰れよ。もう二度と俺の前に現れるな。あんたとの共演もしない。」

?「、、あべ、?」

阿部「、、ん、、あ、翔太、、どうしたの?」

渡辺「いや、、それ、ほんとうなの、?」

阿部「ああ。俺に付き纏ってる迷惑な奴。」

睨みを利かせると、、その女優さんは、、もっと泣いて、帰ろうとしない。

渡辺「はぁ、、お前さ、阿部を怒らせるなんていい度胸だな。」

「え、、」

渡辺「そんな嘘泣き通用しねーぞ。あ、女優だから演技で泣いてんのか笑笑すげーや。」

翔太も、状況を読み込むのが早く戦ってくれた。


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