
スノストによる友情短編
第53章 花火
その日は、4人で翔太の家に泊まった。
眠りについた頃、、俺のケータイがいきなり鳴り出し、、3人は起きなかったが、寝返りを打った。
佐久間「、、ん、、あ、べちゃん、?」
阿部ちゃんが、こんな夜中にかけてくるなんて、、
佐久間「、はい。」
3人が眠ってる場所から離れ電話に出た。
佐久間「、、あべちゃん、?どぉしたの?」
何も答えない阿部ちゃん。
でも、泣いてる様子。
佐久間「、、どうしたの、?」
俺も目がだんだん覚めてきて、、優しく聞いた。
阿部「、、グスッ、、お、ねがい、、」
小さい声で、戻ってきて、っと言った。
普段あまり泣かない阿部ちゃん。だからこそ、、泣いたら戻ってくるとかじゃなく、、本当に寂しくて泣いてるんだろうなってわかった。
返事をしない俺を、不安になったのか泣くことをやめない。
それに焦って、、、
佐久間「帰るから、泣かないでっ、お願い〜」
阿部「、、グスッ泣」
佐久間「待っててね。すぐ帰るから。」
そう言って、返事を待たず電話を切る。
部屋に戻るとめめが起きていた。
目黒「、、ん、どうしたんすか、、」
佐久間「あ、俺帰るね。阿部ちゃんが帰り待ってるから、、」
目黒「、、ふふ^_^やっと、気づいたんすね。阿部ちゃん、佐久間くんの大切さ」
佐久間「ふふ、そーだといいけど。、、じゃあね。」
寝てる翔太にお礼も言わず帰るのも嫌だったけど、またメールで伝えようと思って、3人と別れた。
