
スノストによる友情短編
第53章 花火
家に帰る前に、阿部ちゃんの好きなお菓子とジュースを買って急いだ。
鍵で家の中に入り鍵を閉めようとしたら背中に重みを感じ、ギュッと抱きしめられた。
佐久間「、、ふふ、^_^まだ泣いてんの、?」
阿部「、、グスッ泣」
佐久間「ほら、ここじゃあれだし、、リビング行こう?」
そういうと俺から離れた阿部ちゃん。そして、手を繋ぎリビングへ。
佐久間「、、ほんっと、どうしたの、?」
阿部「、、、」
泣き止まない阿部ちゃんの様子に戸惑いを隠さず、、
阿部「、、ごめっ、、あん、なっ、たくさんっ、、」
阿部ちゃんは冷蔵庫を指差し、、泣きながら謝ってきた。
佐久間「あ、食べたの?^_^どうだった、?」
阿部「、、おいし、っかった、、」
佐久間「ふふ^_^よかったぁ、、」
やっと、俺がたくさんの作り置きをしてたことに気づいた阿部ちゃんは、、泣きながら俺に抱きついた。
そして、ずっと謝っていた。
佐久間「、、ふふ、もーいいよ。料理食べてくれただけでも嬉しいから^_^」
阿部「ごめっ、、さくまっ、、」
佐久間「もう泣かないのぉ、、ほら、阿部ちゃんの好きなお菓子買ってきたから、、一緒に食べよう?」
俺はソファーに座ると隣にちょこんと座ってきた。
