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スノストによる友情短編

第58章 時


寝転がって、流れる雲。

昔、大介と翔太と3人で、なんの形に似てるか雲で遊んでたな、、

“、、あ、!あれ、ゾウさんに似てない?”

“えー?どっちかというと、、”

“キリン、?笑笑”

仲良かったころ、ほんと楽しかったな、、
今はもう、、覚えられてないけど、、

阿部「、、ん、、あれ、、ゾウさんに似てる、、」

?「、、似てるか?笑笑」

思わず声を出して、雲の形を当てていたら、
いつのまにか俺が指した雲を眺めて、笑ってる大介がいた。

佐久間「お前、昔っから雲が少し長い部分あるとゾウさんって言ってたよな笑笑」

、、昔、?しかも、、その話をできるのって幼なじみしか、、

佐久間「キリンだって長いぞ」

阿部「え、、な、んで、、」

佐久間「、、覚えてるよ。亮平と翔太と、、3人で過ごしたこと。あと、、あの事故のこと」

阿部「、、、」

佐久間「翔太とかおばあちゃんもみんな記憶喪失とかなんとか言ってるけど、俺最初っからなってないし、笑笑」

阿部「え、?」

佐久間「、、、亮平を守るためにやったこと。記憶喪失とか。」

阿部「、、なんで、、」

佐久間「事故のこと、、思い出すだけでも辛い。俺の両親は、、あの日、なくしたから。でも、、」

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