
スノストによる友情短編
第65章 看る
阿部「着替えよっか。」
クローゼットの中から、部屋着を取り出し着替えさせた。
佐久間「、、んー、りょーへい、、泣」
阿部「もぉ、泣かないの、、大丈夫、俺がいるから」
佐久間「痛い、、」
肺が苦しく、痛みも少しあるようだった。
ここまで無理してリハーサルを乗り越えてることはすごい。
阿部「よく頑張ったね、、」
佐久間「、、、っ、泣」
阿部「大介、、」
ギュッと抱きしめると少し熱が伝わった。
もしかしたら少し上がった、?
改めて熱を測ると、38.8度
あー、朝より上がってる、、
阿部「ご飯食べよっか、、なんか買ってくるね」
佐久間「、、ん、、」
阿部「寝てな、?」
佐久間「かえってくる、?」
阿部「ふふ、^_^帰ってくるよ。こんな状態の大介、残して帰らないよ。」
佐久間「、、ふふ、、」
ギュッと手を握るとそのまま眠りについた。
涙のあともくっきりわかる。辛かったよな、、
そーっと、部屋を出て財布とケータイだけ持って買い物に。
すると、マンションの前に見慣れた車が止まっていた。
阿部「、、ん、?ひかる、?」
俺はその車の前に行くと同時に窓が開いた。
