
スノストによる友情短編
第66章 束縛
佐久間「、、もう、寝たかな、」
少し安心してると、、
?「、、寝てないけど、?」
いきなり廊下の電気がついて、壁にもたれかかる阿部ちゃん。
腕組んで、笑ってるけど目が笑ってない。
佐久間「、、ご、ごめーん^_^ちょっと、話が弾んじゃってさ!」
俺はその場から逃げようと思ったけど、手を掴まれて、、
阿部「、、約束した、よね、?」
俺より体が大きいから、与えられる力も強い。
俺はその場から逃げきれず阿部ちゃんと目を合わせた。
佐久間「、、ごめんって、、」
阿部「俺より、先輩の方が大切なの、?佐久間、」
佐久間「そんなことないっ、でも、、先輩の誘い断れないのはわかってるでしょ、?」
阿部「俺も行く時、ちゃんと日付変わる前に帰ってきてるよね?佐久間との約束は守ってる、」
佐久間「仕方ないじゃん、帰れない時だってあんの。」
阿部ちゃんの目をみると、少し涙目。
でも、入る力は強い。
佐久間「、、もう離してっ、」
阿部「佐久間、、頼むからっ、」
佐久間「だからっ!ごめんって謝ってんじゃん!離せよっ!」
俺は手を振り解き、そのまま自分の部屋に逃げた。
阿部ちゃんがあそこまでなるのは俺もわかってた。
だから、寝てると思ったら一安心してたんだ。
