テキストサイズ

スノストによる友情短編

第71章 瞳


向井「、、阿部ちゃん!」

手術室に佐久間が入ってしばらくすると、ほかのメンバーと共に駆けつけてくれた。

阿部「、、ラウール、落ち着いた?」

ラウール「、、阿部ちゃん、俺のせいで、、ほんとごめんなさい、、」

阿部「お前のせいじゃないって、、佐久間もラウールもあいつらのせいで、、」

深澤「あいつら、?」

俺はラウールのかわりに、全部話した。
ラウールもただ通り道で何もしてないのに絡まれたと説明した。

渡辺「佐久間、、」

岩本「俺たちが1番わかってるでしょ、佐久間は人のために、、自分の事は後回しにしてさ、」

宮舘「ああ、、」

目黒「、、ラウールも怖かったな、」

ラウール「俺のせいで佐久間くんがっ、、」

ずっと攻めていた。

阿部「俺も、、ラウールを守れなくて、、ごめんね、、」

ラウールはまだ、未成年だから俺たちが守らないといけなかったのに、、保護者としての役割も何もできなかった。

目黒「阿部ちゃんのせいでも、ラウールのせいでも、、佐久間くんのせいでも、、誰のせいでもない。そいつらがわるいんだ、、」

深澤「そーだよな、、」

向井「阿部ちゃんも怖かったと思うよ、、目の前で佐久間くんが、、」

みんなの優しさに、俺もやっと、、
気が抜けたのか、、涙が溢れ出してきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ