
スノストによる友情短編
第71章 瞳
佐久間は、無事に助かったけど、、
「佐久間さんの命は別状ありません。ですが、、意識をすぐに取り戻さない可能性があります。」
深澤「え、、」
「軽く植物状態になると思われます。なので、たくさん佐久間さんに話しかけてください。皆さんの声が、届くかもしれません」
岩本「わかりました、ありがとうございます。」
佐久間、、、
阿部「佐久間、、」
眠ってる佐久間の手を繋ぎ、、
阿部「、、お願いだからっ、目を覚まして、、」
佐久間は、数日経っても数ヶ月経っても目を覚さない。
あの事故から、4ヶ月経過していた。
俺も仕事終わりに、すぐに駆けつけて、、
阿部「、、あ、おばさん^_^」
「阿部くん^_^久しぶりね。」
阿部「はい。挨拶行けなくてすみません^_^」
「いいのよ。それより、毎日大介のところ来てくれてるの?」
阿部「はい。大介くんが目を覚ましたとき、メンバーである俺たちが居なかったら寂しがると思うので。」
「ふふ、、大介は、いい人たちに囲まれてるのね、、安心したわ、、」
阿部「ふふ、、あ、もしよかったら一緒に食べません?^_^大介くんの好きなケーキ買ってきたんです^_^」
「いいわね^_^お茶入れてくるわ^_^」
阿部「あー。そんなの、俺がやりますから^_^」
「いいのよ。これぐらいさせてちょーだい^_^大介が目を覚ますかもしれないから、ここにいて^_^」
おばさんの温かい気遣いに、俺も甘えた。
