僕らのStoryline
第6章 鳴り響く恋の音
Snow Man全員で空みたいに綺麗な青色の前にいる。
表紙になるらしく手には花を持たされた。
みんなそれぞれメンバーカラーの同じ花を持たしてくれた。
「写真撮りたいな…」
楽屋においてきたカメラが恋しい。
俺は後列。
俺の右にだて、左に照にぃ、照にぃの隣にさっくん。
前列はセンターにラウ、右にしょっぴー、その隣がふっかさん、ラウの左に阿部ちゃん、阿部ちゃんの隣がめめ。
顔を寄せたり、腕あげたりしながらカメラに向かって微笑んだ。
撮影も終わりみんなが渡された花をスタッフさんに返していた。
俺は自分の手にあるオレンジの花を返した。
楽屋に戻って次の撮影の準備をする。
バックにいれたあったカメラをみんなに向ける。
さっくんと阿部ちゃんを撮って、荷物をキメ顔で準備するふっかさんを撮って。
やっぱり、花とみんなを撮りたかったなぁ。
まぁ、雑誌で見れるからええんやけど。
みんなで移動して、外でもう一つの雑誌の取材と撮影を済ませ、俺は個人の仕事へ向かうことになった。
「じゃあねー!!」
と、みんなが手を振ってくれた。
みんなと会ったあとに一人の仕事だと少し、ほんの少しだけ寂しい。
だけど、そんなことも言っていられない。
マネージャーとタクシーに乗った。
“あの花、本当はこの世に存在しない花なんだって”
なんなん、急に。
“なんの話?”
めめからメールがきた。