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砂場でセックスをした後

第1章 事件

 京子は裸のまま砂場に立って、僕のことを見ていた。

 僕は改めて、彼女の胸や下腹部を見て、より一層どきどきしていた。

「中に出しちゃったんですが、大丈夫なんですか?」と僕は小声で聞いた。

「私ピル飲んでるからさ、まぁ平気だけど」

 僕の感じている奇妙な興奮は冷めやることがなかった。

 普段こいつらは僕に悪口ばかり言って暴力をふるってくるが、今日の行為には奇妙な快感が入り混じっていた。

 裸で砂場に立ち、惨めさの中に快感を感じる。

「さ。帰ろうぜ。あとは二人で仲良くやってろよ」

 グループの中心にいる男がそういうと、裸の僕らを残してその場を去っていった。

 僕は砂場にうずくまった。

 それでも僕のペニスは相変わらずまだ勃起している。

 京子は地面に落ちた下着を拾い身に着けていた。

 僕はなんだか申し訳なくなった。

「あいつらはやっぱえげつないよね。私はグループの最下位だからさ、時々あいつらの性奴隷にさせられてるわけ」

 僕はそう言われてなんて言っていいかわからなかった。

 僕は昔から世界とは残酷で、こんなものなのだとあきらめていた。

「あんた気持ちよかった?」

 京子は冷たく僕に言った。

「惨めだったけど、気持ちよかった」

 僕のペニスはまだ硬く勃起している。僕は下着姿の京子を見ていた。

 丸く膨らんだ胸とお尻。

 どこかまだ幼さが残る体だった。

「まだ勃起してるじゃん」

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