砂場でセックスをした後
第1章 事件
僕の頭上には満月が輝いている。
月の光はもちろん何も照らさないかもしれないが、今輝いてる月はなんだかいつもより大きくて、もしかしたら街灯の明かりが消えても京子の存在を感じ取れるかもしれないと思わせるほどだった。
京子は僕の隣でじっと座って黙っていた。
なんだか不思議な感じがする。
僕らが親しくしゃべったのは今回が初めてだった。
つまり僕らは親密になるまでもなく性行為をしかも公園の砂場でしたということになる。
実際、京子がどう思っているのか僕にはわからない。
ただ僕の胸には彼女への愛着があった。
「あんた、成績いいの?」
京子は少し冷たく僕に言った。
僕としているときに、いったい何を思ったのだろう。
もしかしたら、嫌だったのかもしれない。
「まぁそれなりには。クラスで十位くらいだよ。中堅クラスの高校ならいけるかもしれない」
「私もそんなに成績悪くないのよね。あいつらよりは勉強ができるからさ。この近くにある一宮高校ならいけるかもね」
一宮高校は僕の実力なら受かりそうなところだった。
京子は僕の隣で寒そうに体を震わせていた。
僕は彼女に対して申し訳なさを感じていた。
月の光はもちろん何も照らさないかもしれないが、今輝いてる月はなんだかいつもより大きくて、もしかしたら街灯の明かりが消えても京子の存在を感じ取れるかもしれないと思わせるほどだった。
京子は僕の隣でじっと座って黙っていた。
なんだか不思議な感じがする。
僕らが親しくしゃべったのは今回が初めてだった。
つまり僕らは親密になるまでもなく性行為をしかも公園の砂場でしたということになる。
実際、京子がどう思っているのか僕にはわからない。
ただ僕の胸には彼女への愛着があった。
「あんた、成績いいの?」
京子は少し冷たく僕に言った。
僕としているときに、いったい何を思ったのだろう。
もしかしたら、嫌だったのかもしれない。
「まぁそれなりには。クラスで十位くらいだよ。中堅クラスの高校ならいけるかもしれない」
「私もそんなに成績悪くないのよね。あいつらよりは勉強ができるからさ。この近くにある一宮高校ならいけるかもね」
一宮高校は僕の実力なら受かりそうなところだった。
京子は僕の隣で寒そうに体を震わせていた。
僕は彼女に対して申し訳なさを感じていた。