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「インラリバース。」

インラチレディーは3人の前でも変身を解き、インラチレディーの顔には劣るが、明るい色の長髪を2つに分け、厚い唇と芯の強そうな瞳が印象的な、眼鏡を掛けた知的美人の竿都事優香梨の姿を晒した。

「この状態でお目に掛かるのは初めてだからご挨拶をしておこうかしら。

私は竿都事優香梨。ご存知でしょうけど母が立ち上げた会社の経営をしているわ。

母は凄腕の起業家として有名だけど、実はかなりの好色で、毎晩その日限りの男と寝ては結婚もしていないのに7人の子供を産んだの。

そんな全員父親の違う隠し子の1人が私よ。

その中でも私は母の商才を1番色濃く継いだだけでなく強い性欲まで似てしまい、1日でもチンポ無しじゃ眠れなくて気が狂いそうになり、子宮を突かれないと便秘を起こす様な身体でね。

そんな私にインラチレディーになって誰とでもヤりまくれるという話が来た時は喜んで承諾したわ。」

「…それがどの様に今回の正体を明かした事へ繋がるのでしょうか？」

呟く様に質問をしたインラチマミーの方を向いて優香梨は続ける。

「その理由は大きく2つあるわ。

…正直に言って私は貴女達の中で圧倒的に人気のヒロインになると思っていた。

もう10年以上も毎日男達を骨抜きにして来た私のテクニックを観せれば、誰もが私だけに夢中になると思ったの。

でも違った。皆それぞれ均等にファンを付けて各々の魅せ方で男達の精子を搾り取り、その量の差はいつも僅差。

最初に大きく足を引っ張る存在だと思ったマミーでさえ、献身的なサービスと必死に淫らな姿を晒す事で意外と多くの支持を得ているし。」

「良い事じゃないの！」

インラチガールが思わずそう口を挟んだ。