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「…あとこれは私の勝手な願望だったのだけれど、インラチウーマンズとして今後もやっていく以上、世間にはともかく、4人の間ではお互いを信頼して正体を知っておきたいという想いもあったわ。

その為にまず自分が最初に腹を割ったという部分もあるの。」

「仲間、だから…。」

「あー、そういうのうちはパス。

言いたい事は分かるけど、仕事で身バレは危険だっていうの経験してるから。いくら仲間内だけって言ったって何処から漏れるか分かんないし。」

「私も遠慮しておきます。私には家族がおりますので、誰であれ素性を明らかにする事は避けたいのです。」

「…そう、残念ね。まあ結果はこの雰囲気で分かっていたけど。貴女は？インラチガール。」

「わ、私は。…うーん。」

「なら少し考えておいて。それじゃあ私は予約が沢山入っているからそろそろ行くわ。…インラチェンジ。」

そう言うと優香梨はインラチレディーへ変身し、テレポートで男達の待つ部屋の1つへと移動した。

「…何か上手く言いくるめられたみたいでムカつくー。」

「ですね。」

インラチギャルとインラチマミーがそう言い合っているのを黙って聞きながら、インラチガールはまだ優香梨の言葉に頭を悩ませていた。

「まあもう何を言ってもレッティーが正体をバラしちゃった事には変わりないんだし、うちらはこれからどうなるかを見守るしか出来ないよねー。」

「…そうね。」

インラチギャルの言葉に、インラチガールは浮かない表情のまま頷いた。