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だから愛して 「改訂版」

第1章 だから愛して 「改訂版」

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 智さんといると、わたしの心が、解放されるみたい。
 智さんは、セックスをしてくれて、わたしがいままで、へんな道徳的な思いに囚われていた心を、解放してくれただけでなく、内向きになりがちだった心も、解放してくれているのです。
 そして、わたしのからだが、気持ちよくなれることも、教えてくれました。
 とってもとっても、気持ちよくなれることを。
 「さやかちゃん
  洗ってあげる」
 「ありがとう」
 浴槽から出て、椅子に掛けてと言って、智さんが、わたしのからだを洗ってくれました。
 スポンジは使わずに、手にボディソープをつけて、わたしの全身を撫でるように洗ってくれるのです。
 なんだか気持ちよくなってきまして、からだをくねらせてしまいました。
 わたしは、こんなにエッチなからだになったんだと、すこし恥ずかしくなりました。
 まだ二回、智さんに愛してもらっただけなのに、こんなにエッチなからだになるなんて。
 智さんが、わたしのあそこも、洗ってくれました。
 あそこを洗うときは、ボディソープをつけずに、お湯をかけながら洗ってくれます。
 優しく優しく、やわらかく触れて洗ってくれます。
 わたし、ますます気持ちよくなって、
 「ウフン
  ウフン」
 と言ってしまいました。
 「私より
  エッチな
  人がいるみたい」
 「誰が
  わたしを
  エッチに
  したのよ」
 「そうか
  さやかちゃんは
  エッチに
  なったんだ
  よかったね」
 「もう
  しらない」
 智さんに、抱きつきました。

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