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だから愛して 「改訂版」

第1章 だから愛して 「改訂版」

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 わたしは、なんどもなんども、
 「智さんは
  気持ちいいの?
  わたし
  このまま
  愛してもらってて
  いいの?」
 と聞きました。
 そのたびに、智さんは、
 「さやかちゃんは
  気持ちいいんでしょう
  それなら
  このまま
  続けるよ」
 と言うのです。
 智さんは、わたしが気持ちよければいいと、ほんとに思ってくれているのです。
 わたしのあそこの中を、智さんのあれで優しく優しく撫でてくれながら、乳首を舐めてくれたり、耳を舐めてくれたり、乳房も舐めてくれたりするのも、ずっと続けてくれています。
 わたしのあそこの中だけでなく、からだ中から気持ちよさが溢れてくるのです。
 それまでの気持ちよさと違う、気持ちよさになってきました。
 足の指に力が入り、からだ全体にも力が入ってくるのです。
 からだ中から、汗がふき出してきました。
 からだが、ブルブルと震えてきました。
 苦しいときに出すような唸り声が、のどの奥から絞り出すように出てきます。
 わたし、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなり、泣いてしまいました。
 智さんのあれが固くて逞しいのが、ほんとに嬉しくなる気持ちよさなのです。
 智さんのあれがつよくつよく意識されて、智さんに、ギュッと力いっぱいしがみつきたくなりました。

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