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だから愛して 「改訂版」

第1章 だから愛して 「改訂版」

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 智さんが、乳房を舐めはじめました。
 乳房を、ほんとに丁寧に優しく舐めてくれます。
 わたしの少ない知識では、乳房は揉まれるものと思っていました。
 でも智さんは、
 「おっぱいは
  女性の
  象徴なのに
  揉むなんて
  乱暴なことは
  絶対に
  したくない
  とくに
  さやかちゃんの
  おっぱいは
  とっても
  美しいかたちだから
  なおさら
  揉むなんてことは
  したくないよ」
 と言って、優しく優しく、舐めてくれるのです。
 智さんが、わたしのからだ中を舐めてくれはじめました。
 ほんとに、からだ中なのです。
 首すじを、そっと舐めてくれます。
 腕を持ち上げて、脇の下を舐めます。
 お腹よりも、わき腹を舐めてもらうほうがずっとずっと気持ちいいのです。
 背中からお尻の丸いところまでを、スーッと智さんの舌が滑っていくときは、ゾクゾクッとするような気持ちよさです。
 手の指の一本ずつはもちろん、足の指の一本ずつまで、舐めてくれるのです。
 手の指も、足の指も、一本ずつ唇に含んで、丁寧に優しく優しく舐めてくれるのです。
 智さんが、ほんとにわたしを愛してくれているんだなと思いまして、とっても気持ちよくなります。
 からだ中を舐めてくれていた智さんが、乳首を舐めはじめました。
 わたしの乳首は、気持ちよくなったので、可愛く立ち上がっています。
 智さんが、可愛く立ち上がった乳首を、優しく優しく舐めてくれます。
 はじめは、乳首のさきに、唇が触れるか触れないかという感じで、舐めるというよりも、可愛いから舌で触れるねという感じなのです。
 それが、じれったくて、わたしは、胸をおおきくせり上げてしまいます。
 智さんは、わたしが胸をせり上げますと、舌を引くようにして、乳首のさきに軽く軽く触れるのを続けるのです。
 わたしは、じれったくてたまらなくなり、
 「智さん
  お願い」
 と言うのですが、智さんは、舌を出したままですから返事ができません。
 でも、わたしの言っている意味はわかっていますのにそのまま舌を乳首に軽く触れるだけなのです。

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