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だから愛して 「改訂版」

第1章 だから愛して 「改訂版」

         8

 そんなことを思っていましたら、智さんが、草はらにキスをしてくれました。
 「さやかちゃんの
  裸を
  見せてもらうとき
  草はらが
  とっても
  エロチックに
  感じるよ」
 「智さん
  恥ずかしい」
 わたし、なぜか恥ずかしくなりました。
 たぶんわたし、真っ赤になっているでしょう。
 どういう気持ちの動きかわかりませんが、ほんとに恥ずかしいと思ったのです。
 智さんは、
 「さやかちゃん
  恥ずかしいんだね
  ごめんね」
 と言ってくれました。
 ほんとに、智さんは、優しい。
 わたしの思いを、正面から受けとめて、優しく優しく応えてくれるのです。
 智さんは、草はらの一本ずつをくわえるみたいな感じで、草はらにキスをしています。
 優しいけど、智さんはエッチです。
 智さんが、わたしの足のあいだにからだを入れまして、あそこのまわりを舐めはじめました。
 舌を、わたしの肌に触れるか触れないくらいのソフトタッチで、舐めてくれるのです。
 あそこを舐めていいかと聞いてくれたのに、あそこは舐めてくれないのです。
 あそこのまわりだけ、舐めるのです。
 膝から足のつけねまでを、すこしずつすこしずつ舐めていきます。
 それを、右・左と、なんどもなんどもくりかえすのです。
 わたしは、おおきく足を広げてしまいました。
 そうしますと、智さんの顔が、わたしのあそこに近くなるからです。
 わたしが、そこまでしていますのに、智さんは、あそこを舐めてくれないのです。
 わたしが、
 「智さん
  お願い
  あそこを」
 と言いましたのに、まだあそこを舐めてくれないのです。
 智さんは、わたしが、してほしいことを具体的に言うまで、待つ感じなのです。
 わたしは、恥ずかしさもあって、具体的にはなかなか言えません。
 でも、言ってしまいます。
 智さんに、気持ちよくしてもらいたいと思うからです。

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