不純異性交際(上) ―ミライと瀬川―
第31章 秘夜
硬くなった乳房の先端をぬるぬると熱い舌で弄ばれると、背筋が反り上がり腰が浮いてしまう。
「んんぁっ…あっ……」
同時に瀬川くんは硬くなったものを下着の上から私の秘部に押し付ける。
ガクガクと両足が震え、果てそうになると彼は乳房から唇を離してしまう。
「今日は、まだダメ。」
「んぅ~…いじわるぅ…っ」
彼はふっと笑うと私の下着を脱がせ、焦らすように太ももの内側に舌を這わせる。
私のいやらしい口は瀬川くんを待ちわびて、どんどんと蜜が溢れ出てくるのが自分でわかる。
「はぁっ…ん…ふぅ…あっ…、あぁんっ…せが…わくん…っもう……もぅ…」
彼の唇が、ぷくりと膨らんだ私の花びらを喰んだ瞬間、私はビクビクと痙攣して頭が真っ白になる。
「ゃああっあんっ…はぁっ…あぁ…っっんぅう…はぁっ…」
瀬川くんは構わず私の愛液を舐め取るように執拗に愛撫を続ける。
ピチャピチャといやらしい音と共に膣の奥がじんじんと疼き、おかしくなってしまいそう…。
ぬるぬると舌を上下されたかと思うと、時折やさしく吸い付く瀬川くんの愛撫に私の脳みそが溶けてゆく。
力なくふるふると膝が痙攣し、彼の熱くて硬い肉棒が欲しくてたまらない。
ギリギリのところでイかせてくれない瀬川くんに、私はもどかしくて息が上がる。
「瀬川くん…っ…はぁっ…、…わざとでしょ…あぁっ…ん」
「…なんのこと?」
意地悪に笑う瀬川くんはまた私を見つめながら、いやらしく潤う蜜壺に中指をゆっくりゆっくりと挿入する。
今にも果ててしまいそうに焦らされると、あの夜と同じように…上の壁をトントンと優しく叩く。
「あっ…だめ、んんぅ…はぁっんっ」
「お前ここ、好きでしょ?」
耳元で囁かれ、そのまま耳を喰まれる。
「んんっ…好きぃ…っあぁあん、だめ、また…汚れちゃうよぉ…っはぁん、」
だんだんとリズムが早くなっていく。
「いいよ」と吐息混じりの低い声で言われると、みるみる溢れてくる愛液がクチュクチュと音を立てる。
「あっ…!だ…めぇっ…あぁん、はぁっんんんっ、で…ちゃうぅうっ…」
ビク、ビク、と大きな痙攣が起こると、以前とは違い今夜は瀬川くんの指を咥え込んだまま、ジュブジュブと体液が吹き出した。