不純異性交際(上) ―ミライと瀬川―
第34章 地獄へ落ちる甘いキス
背中の力までもが抜け、彼に覆いかぶさると今度は乳首をねっとりと捏ねられ、熱くぬめる舌で吸い付かれる。
トランプをしていた時から我慢していた私の身体は、なおも続くクリトリスへの刺激に全く歯が立たない。
「ぁ…また…すぐイッちゃうの…やぁんっ…あ、あぁん、だめ、イ…く…イク…ぅ…っ!!」
私は全身を痙攣させ、その余韻でふるふると小刻みに震えた。
するとすぐに瀬川くんは自らの肉棒をつかみ、もう片方の腕で私の腰を押さえる。
「あっ……瀬川くん…っ?」
「もう無理…挿れたい」
ずぶりと一思いに突き上げられ、脳天に気絶しそうなほどの電流が走る。
「ああぁ、あぁっ…んんっ…やぁっ」
その快感に、私の膣は激しく収縮する。
がっしりと腰を押さえられ、下から激しくピストンされる。
「あっ、待って…ぁあん、だめっ…そんなにしたら…んぁあんっ」
私は我を忘れ、容赦なくこみ上げる快感に乱れた。
緩んだ口元から涎が垂れ、瀬川くんの胸元にポトリと落ちる。
「あっ…ごめっ…ぁあんっ、」
構わず突き上げる彼の胸元を掃除するように舐め取り、そのまま乳首を夢中で喰んだ。
「…んっ…う…」
瀬川くんが小さく唸ると、私の中で肉棒がビクリと膨張する。
「ここ、気持ちぃ?」
私がまた乳首を喰むと、彼は苦しそうな声で「ん…っ、気持ちいい…っ」と言った。
膣の中で瀬川くんのものがビクビクと反応するのがとてもいやらしくて、私は瀬川くんの胸元に強く吸い付き、キスマークを残した。
パンパンと肌がぶつかる音が低く響き、瀬川くんに貰ったネックレスが跳ね上がる。
私は天井に向かって何度も喘いだ。
気が狂うほどのピストンとその快感に、背筋をのけ反らせてビクン、ビクンと何度も果てた。
優しく持ち上げられると、挿入したまま今度は瀬川くんが上になり、一度奥まで深く突かれる。
「あっ…ゃあんっ…はぁ、あぁっんんっ」
両足を大きく広げられ、秘部に彼の熱い視線を感じる。
「感じてるとこ、全部…見えてる……はぁっ、やらしい…んぅっ…く」
ピストンしながらとろけるような声で囁かれると、私のそこはぎゅうっと締まり腰が浮く。