りさと3人のDoctors
第19章 オトナのお勉強
「ねぇ、これからも治療してさ、指が痛くなくちゃんと入るようになっても、やっぱり男の人のは痛いのかな…?」
「うーん。そこは人それぞれだけど、初めてが痛い女の子はたくさんいるよ。狭いとこに大きいもの入れるんだから、慣れるまでは痛むのも無理ないね。
でもそれは、大人になるためにみんなが通る道だから仕方ないかな。
りさの場合は、慣れるのにより時間がかかるかもしれないけど、きっと、りさの初めての人は理解してくれるし、りさもちゃんと気持ちよくなれるよ。そこは心配しなくても大丈夫。」
「もしかして、どうせ痛いならもう最初から、その…、男の人のを挿れちゃえばさ、指なんて痛くなくなるかな?」
りさの想像力、というか考えがぶっ飛んでいてさすがに蓮も焦る。
「りさ、それは違う。考えすぎだよ?仮にそうだとしても、痛すぎて絶対耐えられないよ。麻酔しないで手術するようなもんだけど、そんなのできる?」
「怖い…、絶対やだ。」
「でしょー?りさ、焦る必要はないんだよ。まだ高校生だし、ゆっくりりさのペースで頑張っていこう。ね?」
と、蓮は優しく微笑んだ。