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りさと3人のDoctors

第46章 目を覚ましたりさ



痛みが引き落ち着いてくると、りさは自分から話始めた。



「にぃに…、わたし病院に来てからどうなったの…?」


「りさの処女膜にね、少し傷が入っちゃってたんだ。だから、その処置をしたよ。さっき痛みが出ちゃったけど、心配しなくて大丈夫だからね。ゆっくり休めばすぐ良くなるから。」



蓮はりさが不安がらないよう、言葉を選びながら優しく説明した。



「あのね、わたし何もできなくて…、押さえつけられて逃げれなくて…、怖くて声も出せなくて…」



恐怖に震えながらなにがあったか説明しようとするりさを蓮は止めた。



「りさ、それ以上話さなくていい。なにがあったかわかってるから…。怖かったね、もう大丈夫だからね、大丈夫大丈夫。」


「ごめんなさい…、迷惑かけてごめんなさぃ…」


「りさ?りさはなにも悪くない…。大丈夫だからゆっくり休もう。ね?」



蓮は泣きじゃくるりさを必死に落ち着かせた。


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