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「りさ？蓮すぐ終わらせてくれるから、ちょっと我慢しような。蓮だから、怖がらなくて大丈夫だよ。ほら、先生と手握ってよう。」



そう言って、蒼はりさの手を握ると、その隙に蓮がパンツを脱がせてりさの膝を立たせる。



「やっ…、やだ…。」


「りさ〜、怖かったら蒼兄のほう向いといてごらん？」



蓮に言われたとおり、りさは蒼のほうを向いた。



「そしたらまずは見てみるね。ちょっと触るよ〜。」



ビクッ…


蓮はりさのそこを指で開くと、りさはぎゅっと目を瞑った。

ライトを照らして確認すると、昨日ほどではないがまだ炎症が残ってる。



「りさ〜？今日は昨日みたいに痛くはない？」


「うん…。」


「よかった。傷も昨日より良くなってるからね。ちゃんと治ってるから心配いらないよ。そしたら消毒するね。ちょっとだけしみるよ〜…」



蓮が液体を含んだ綿をピンセットで消毒すると、それが傷口にしみて痛かった。



「痛いっ…、にぃに痛い…っ。」



咄嗟に閉じようとしたりさの脚を蒼が押さえる。



「りさ、すぐ終わるからちょっとだけ我慢な。」


「ごめんね、りさ。あと薬だけ塗らせて…。よし、終わり！」


「うぅ…、痛い…。」