りさと3人のDoctors
第48章 傷を負ったりさ
_____翌日
りさは治療を再開するため、久しぶりに治療室のベッドに上がった。
まずは傷の経過を確認するため蓮も来ており、さっそく、蓮の明るい声が響く。
「りさ〜、そしたら診ていくからね。まずは見るだけだから、痛いことはしないからリラックスしてて〜。」
蓮の合図にりさはベッドの横にいてくれている蒼の手をぎゅっと握った。
「りさ、大丈夫だよ。」
蒼はりさが緊張しないように優しく声をかける。
「りさ、ちょっと触るね〜。痛くないからね〜。」
ビクッ
蓮が処女膜を確認しようと指で押し広げると、りさの体がビクッと震えた。
「んんっ…」
「大丈夫大丈夫。怖くないよ。」
蒼は手を握る反対の出てりさの頭を撫でた。
「うん。りさ、傷は綺麗に治ってるよ。これでもう大丈夫!」
傷が治ったと聞くと、体にあった事件の痕跡が消えたようでりさは少しホッとした。