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「先生、にぃに、ごめんなさぃ…。ぐすん」



りさは泣きながらまた謝った。



「り〜さ〜。にぃに昨日謝らないのって言ったでしょ？」


「うん、大丈夫大丈夫。少しずつできるようにまた一緒に頑張ろう。」


「はい…。」



こうして治療は再開したものの、りさは指を入れられるのがどうしても怖くて、以前のような治療がなかなかできなくなってしまった。