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りさと3人のDoctors

第6章 楓さんと姉ちゃん



そして、りさが部屋に行くと、楓は弟たちにりさのことを話し始める。



楓「ねぇ、りさちゃんのことなんだけど…。最近、あの子調子はどう?」


蒼「少し前、発作が続くことがあったんだけど、しばらくは落ち着いてて安定してきてるよ。」


楓「さっきね、髪乾かしながらいろいろ聞いてたんだけど、あの子初潮はまだだって言ってて。それがちょっと気になってるのよ。」


豪「たしかに、りさは生理まだだな。」


楓「まだ大丈夫だとは思うけど、ちょっと遅いタイプみたいだから、気をつけてみといてあげないと。」


蓮「たしかに。2年生になってもまだであれば、1回診ておいた方がいいかもね。」


楓「生理が来ても、最初は恥ずかしくて言い出せなかったり、あの子のことだからあわあわしちゃいそうでしょ?あなたたち、しっかり頼むわよ。」


蒼「あぁ。わかったよ。姉ちゃんありがとう。」



3人とも口には出さないが、りさの生理がまだなことは盲点。

"さすが姉ちゃん"と思っていた。


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