りさと3人のDoctors
第56章 わたし感じちゃうから…
「りさ、このままでいいから先生の話聞いて?」
「……ぐすん。」
りさは泣くばかりで反応がないものの、蒼はきちんとりさに話をする覚悟を決めて、りさを抱きしめたままゆっくりと話始めた。
「りさが言ったとおり、治療で変な感じしちゃうのは、りさが感じてきてるからだよ。」
「…っ。」
りさは恥ずかしくて、真っ赤にした顔を蒼の胸に押し当てる。
「でもね、りさ。気持ちよくなることは、ちっともおかしいことじゃないし、恥ずかしいことでもない。りさには伝えてなかったけど、治療が進めば徐々に感じるようになるし、それだけ治療が上手くいってるってことなんだ。でも、突然今までと違う感じがするようになってびっくりしちゃったな。ちゃんと話しとけばよかったのに、ごめんな。」
「けど治療なのに…、治療なのに感じるなんて変じゃない?続けなきゃダメなの?」
「うん。変じゃない。だって、先生が気持ちよくさせてるんだから、…っていうと語弊があるな…。
りさは処女膜が狭くて硬くて、ずっと指入れるの痛かったでしょ?りさくらいの子だと、みんな指入れたら感じて当たり前なのに、りさはこれまで痛いのたくさん我慢しないといけなかった。やっとまわりの女の子と同じようになってきたんだよ。むしろ、大人になって好きな人と気持ちよくsexするためにも、感じるようにならなきゃいけないの。」