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りさと3人のDoctors

第68章 生理の相談



_____1ヶ月後



夏休みも明けた休日の昼間。

また以前のように毎日猛勉強に励むりさは、机に向かって今日も勉強していた。



(いたたた…。あれ、もしかして薬切らしてる…?)



今朝生理が始まったりさは、生理痛がひどくなり出したので鎮痛剤を飲もうとするが先月で切らしてたようだった。

ラッキーなことに蓮が休みで家にいるので、りさは蓮の部屋に向かった。


コンコンコン___



「は〜い?」


「にぃに、ちょっといい…?」


「ん〜、りさどうしたの〜?」



書棚の整理をしていた蓮は、りさが来てすぐに手を止めてくれた。



「あのね、今日生理来たんだけど、生理痛の薬切らしちゃってたみたいで…。にぃに薬持ってるかなって。」


「予備があるはずだからちょっと待ってね。りさベッド上がっていいから横になってな?つらいでしょ?」


「ごめんねにぃに。ありがとう…。」



りさはお言葉に甘えて、蓮のベッドで横になった。


(このベッド、にぃにの匂いで落ち着く…。)



「えぇーっと、りさにいつも渡してる薬は…これか!」



いろんな薬が入った箱から、蓮はいつもりさに処方してる鎮痛薬を見つけた。


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