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第2章 友情の一歩先

手を差し出す。今まではこんなに心音が五月蝿く鳴るなんてことはなかった。
「さ、行こうか」
「……」
手をとれず、おずおずと目が泳ぐ。ニッコリと可愛い笑顔を向けて手を握る少女を見た。
照れくさくて、嬉しくて、胸がもう一段階高くなる。友情の一歩先をこれから二人で歩きだした。

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