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蜃気楼の女

第31章 成功した発明と失敗した発明

 尚子は脱力状態で横たわっている橋本のジュニアを眺めていた。橋本は美少女・尚子の思いがけない大胆な行為に、あっけなくいってしまったが、ジュニアは元気だった。尚子は橋本の精液を飲んでしまったという思いがけない自分の衝動的な行動に驚いていた。
「あたし、口で興奮しちゃう? おかしいの…… 普通じゃないってこと? おじさんのが…… また、ほしくなってきた……」
 そう言ってから、尚子は固くはち切れそうな橋本のジュニアを舌を使って、先に染み出ている精液をなめた。その瞬間、橋本が体を硬直させた。爆発寸前まで高まっていた。尚子は口の中に先の方からそっとゆっくり含んだ。顔を前後に数回だけ往復させてから口を外して橋本に聞いた。
「ねえ、おじさん…… このやり方だと、また、すぐ、いっちゃいそぅ? 少しずつするけど…… 出したかったら…… がまんしなくていいから、いっぱい出してね……」
 そう言った尚子はジュニアを口に含んで、頭を前後にゆっくり動かしてみた。しばらく、ゆっくり続けた。橋本がももの筋肉に、突然、力を入れたようで、足を突っ張らせ、うめき声を上げた。尚子はいったんジュニアを口から外して橋本の顔の方向を見て言った。
「おじさん…… いきそう? どう?」
 あえいでいる橋本が呼吸を整えるのを待った。足の緊張がとけたようだが、何も答えてくれないので、尚子は上半身を起こして、橋本の顔をのぞき込んだ。
「どう? おじさん…… どうなの? えっ?」
 橋本の顔を見た尚子は驚きの声を上げた。橋本の顔が別人になっていた。

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