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蜃気楼の女

第33章 再生細胞移植術後

「ええ? それって、尚ちゃんの手なの?」
 尚子はそれに答えず、ジュニアを覆った手のひらを、ゆっくり上下に移動させる。少しずつ移動する手のひらの圧力を強くしていく。
「アアァーー 尚ちゃん…… そんな…… だめだよーー そんなーーーことーー」
 進一は声を途切れ途切れにしながら言う。
「進ちゃん、どう? 直接の方がいい?」
「アアアァー 」
 尚子は進一の許可も受けず、抱きしめた進一から片手を外し、体をかがめた。進一のズボンのファスナーを素早く下ろし、パンツからジュニアを引っ張り出すと、急いで口に含んだ。その直後、尚子の口の中に、進一の精がすぐに放出された。きょうも、尚子は妄想の中で進一をもてあそび、レイプした。
「進ちゃん、満足した?」
 尚子が進一のジュニアを口から外し、進一の顔を見ようと顔を上げた。進一の顔はいつもの真面目な顔に戻っていた。
「尚ちゃん、次、この問題をやろうか?」
 その進一の声にはっとし、正気に戻る尚子。尚子はすっかりパンティーが湿っているのを感じていた。その後も、尚子の妄想の中で、進一のシンボルは尚子に刺激を加えられ、何度も射精させられた。
 そんな妄想をする尚子の影響であるのか、進一の脳にも、尚子の妄想が現れるようになっていた。いや、尚子の妄想が現ると言うより、進一もまた、尚子に対し、妄想をしていたからである。家庭教師として尚子のそばに座る。勉強を教えようとすると、思春期の尚子が言い寄ってくるという設定で、進一は尚子を毎日犯していた。
「尚ちゃん、きょうも僕が気持ちよくしてやるからね」

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