
蜃気楼の女
第2章 魔性の女・安田尚子
「進ちゃん、いつでも出していいよ…… 尚子は受け止められるから」
児玉はその言葉によって、官能の極地にいってしまった。児玉の熱い精液が放出された感覚を感じた尚子は、受け入れた満足感を全身で感じ、絶頂の極値に達すると、意識を失った。
児玉は、尚子に肩を揺り動かされながら、僕の肉棒がどうしてこんな大きくなったのかな、と変な違和感を感じた。なぜか現実感がなかった。これは夢のような感覚だ。しかし、児玉は尚子と結ばれて、尚子の中に射精した感覚だけが鋭く残っていた。その前後が分からない。児玉がそう思ったとき、
「先生、午後2時……」
児玉は訳が分からなくて戸惑った。押し倒して床に仰向けになっているはずの尚子が、椅子に座った状態で児玉を見ていた。何か目がかすんで尚子の顔がぼやけている。
「あれ? また、午後2時、はて? 僕はどうしちゃったんだろ?」
尚子が心配そうな顔をしてじっと児玉を見つめていた。
「先生、お顔が真っ赤です。熱でもあるのかしら? おでこ触りますよ」
尚子が児玉の額にそっとおでこを当ててきた。
「熱はなさそうですねー じゃ、ここは?」
尚子は額に当てていたおでこを児玉の股間に下ろしたと思ったら、いつの間にか、児玉の局部を両手で握りしめていた。思わぬ尚子の行動に進一は驚き過ぎて、尚子の顔を見てから尚子の手首を握ろうとした。しかし、その瞬間、蛇ににらまれた蛙のように尚子の手を触ることさえできなかった。徐々に怒張していく局部とは別に、体の全てが動きを止めた。
「あららー 火照ってますねえ、まずいですねえ、先生の大事なところが風邪でしょうか? 高熱を発しています。これは重症ですねーーー でも、尚子がおまじないで治して差し上げますわーーー」
そう言った尚子は被せていただけの手の平を局部に沿わせて上下に小刻みに動かし始めた。
児玉はその言葉によって、官能の極地にいってしまった。児玉の熱い精液が放出された感覚を感じた尚子は、受け入れた満足感を全身で感じ、絶頂の極値に達すると、意識を失った。
児玉は、尚子に肩を揺り動かされながら、僕の肉棒がどうしてこんな大きくなったのかな、と変な違和感を感じた。なぜか現実感がなかった。これは夢のような感覚だ。しかし、児玉は尚子と結ばれて、尚子の中に射精した感覚だけが鋭く残っていた。その前後が分からない。児玉がそう思ったとき、
「先生、午後2時……」
児玉は訳が分からなくて戸惑った。押し倒して床に仰向けになっているはずの尚子が、椅子に座った状態で児玉を見ていた。何か目がかすんで尚子の顔がぼやけている。
「あれ? また、午後2時、はて? 僕はどうしちゃったんだろ?」
尚子が心配そうな顔をしてじっと児玉を見つめていた。
「先生、お顔が真っ赤です。熱でもあるのかしら? おでこ触りますよ」
尚子が児玉の額にそっとおでこを当ててきた。
「熱はなさそうですねー じゃ、ここは?」
尚子は額に当てていたおでこを児玉の股間に下ろしたと思ったら、いつの間にか、児玉の局部を両手で握りしめていた。思わぬ尚子の行動に進一は驚き過ぎて、尚子の顔を見てから尚子の手首を握ろうとした。しかし、その瞬間、蛇ににらまれた蛙のように尚子の手を触ることさえできなかった。徐々に怒張していく局部とは別に、体の全てが動きを止めた。
「あららー 火照ってますねえ、まずいですねえ、先生の大事なところが風邪でしょうか? 高熱を発しています。これは重症ですねーーー でも、尚子がおまじないで治して差し上げますわーーー」
そう言った尚子は被せていただけの手の平を局部に沿わせて上下に小刻みに動かし始めた。
