テキストサイズ

蜃気楼の女

第36章 橋本浩一の記憶

 くすっと笑った尚子は腰をゆっくり橋本の顔から遠ざけていくと、右手で橋本の心棒をつまんで、尚子の女性自身にあてがった。尚子の陰唇から蜜がトロトロしみ出していた。尚子が橋本の腰に近づけると、心棒の先はするりとなめらかに奥に向かって進んでいった。アラビアーナの女たちにも処女膜というものがあるが、それ自体が弾力に富んでいて、心棒に刺激を与えるパーツになっていた。
「ぁあー おじさんが入ってくぅーー」
 橋本の顔を見つめながら、尚子が腰をゆっくり下ろしていくと、橋本の心棒が子宮の壁に突き当たるのを感じた。
「あぁー おじさんの…… 完全に入ったわぁー 」
「うぅん 俺は動かせないから…… 尚子が動かしてみて……」
 尚子はゆっくり腰を前後斜め、上下に動かし始めた。尚子の中に入った橋本の心棒はちつの筋肉で周囲からじんわり締め付けられ、それだけで気持ちがいいのに、さらに尚子が抽挿を始めたので、口とは比べようもない驚異的な摩擦が橋本を襲った。
「うっぅ……」と橋本がうめくと、その声に合わせるように尚子も顔をゆがめた。
「おじさん…… もう、これって…… 友だち以上だね?」
「ああぁ…… そうだ…… 友だち以上だぁーー 」
「それって、なんて言うのぉ?」
「恋人って言うじゃないかぁー ああぁーー だめだぁー 限界だぁー もう出そうだぞぉー だめだぁー 出すぞぉー」と、橋本が絶叫すると、尚子も「うぅうん いいよぉー おじさんーーーーー あたしーいくぅーー」と、尚子も大きな声で叫んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ