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蜃気楼の女

第18章 2021年3月

 進一は年下の尚子にあがなえなかった。尚子にいじめられている。いつからこの師弟関係が逆転してしまったのか。どうして、そんな恥ずかしい妄想をするようになってしまったのか。それでも、尚子にいじめられていると思うといたたまれないほどの快感が襲ってきた。妹のように思っていた少女が、進一をいたぶる。隷属化させられた自分が悲しくて苦しくて恥ずかしい。それがたまらない快感になった。
「進ちゃん、あたしと一緒にいくのよ、あたしがいくといったら、思い切り出すのよ、いい? それまで我慢するのよ」
 進一は右手で肉棒を何度も前後に移動させる。すぐにいきり立ってパンパンに怒張し堅くなった。進一が射精しそうになると、尚子が進一の乳首を引っ張り上げた。
「痛いよ、尚ちゃん、もう、君の中に入れたい、入れさせてほしいーー 」
「フフフ、やっと、すけべな進ちゃんになってきたわね、このド変態、ドスケベの進ちゃん、こんなに堅くして、恥ずかしくないの? 」
「アアアアアアーーーー 尚ちゃん、こんなに堅くして、ごめんね、許してーー もう、入れさせてーー 」
「全然、駄目よ、許さないわ、もっと、しごいて出すのよ、あたしの体に掛けるのよ、いっぱいに、中はまだ駄目よ、いい? 駄目! 」
「尚ちゃん、体にいっぱいは無理だよ、今まで通り、写真じゃないと」
「写真になんか掛けてどうすんのよ? あたしに掛けてほしいのよ、ベトベトになるほどね、できるわよね? あたしも手伝ってあげるわ、もう、あたしも手伝ってあげるから、さあ、進ちゃん、思い切り出すのよーーーー 」
「アアアーーーーー 尚ちゃん、もう、いっていいんだねーーーーーーーー アアアアアアーーーー 」
 進一は勢いよく噴出させた。尚子はいつの間にか進一の肉棒を口でくわえていた。
「進ちゃん、いっぱい出たね…… 」
 進一の放出した液体を口の中に含みながら声を出していた尚子は、その直後、すべて飲み干した。
「進ちゃんの、今の甘かったよ、きょうは最高ね」

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