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【期間限定】文字の世界を救え!

第5章 『背徳教師』の世界

 しかし底梨が手を下すまでもなく、少女の動きが制限された。


「くっ……動けない! こんな魔法を使うなんてっ……卑怯者!! 正々堂々と戦いなさい!」


 底梨は首を傾げる。よくわからないが、底梨は魔王を体験できるようだ。底梨は試しに何ができるのだろうと少女に近づいた。


「やめなさい、何をするの! ……んんっ!?」


 底梨は身動きが取れない少女の唇に優しくキスをした。
 その行動に少女は目を見開いて驚く。更に唇を割って舌を入れると、少女は驚きつつも悶え始めた。


「んっ……だめっ……やめなさっ……私は勇者……なのよっ……」


 少女は必死に抵抗しようとするが、次第に目をトロンとさせていく。
 その様子を見て、底梨の背徳レーダーが反応した。


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