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私を抱いて

第1章 お屋敷に

玄関を開けて、傘をさして離れに向かった

御影石で作った飛び石をゆっくりと進む

雨足はさっきよりひどくなっていた

離れに着いてドアをノックすると、中から奥村さんが開いてくれた

言葉を交わさず、私は離れの中に入って行った

奥村さんに連れ立って進んで行くと、離れの1番奥には座敷牢があった

初めて見たときは怖くて鳥肌が立ったが、今は子宮が疼いてしまう

奥村さんの家系は代々狐憑き呼ばれる病気にかかる人が居たらしい、狐憑きとは今で言う統合失調症のことらしい

狐憑きになった親族たちは、恥だと家族に責められ、この座敷牢で暮らしていたらしい

座敷牢の内側に入って、木製の格子に傷がついているのを見ると、ここに入れられた人たちのことに想いを馳せてしまう

座敷牢のドアを開け、中に入る

奥村さんは座敷牢の外側に、椅子を置いて私を眺めた

緊張で口の中が乾いてきた

座敷牢の中にはバイブやローターなどの大人のおもちゃが並べてある棚とベッドが置いてある

私は棚からローションを手に取って寝巻きの上から胸にかけた

白の寝巻きの下にはブラはつけなかった

ローションの水分がゆっくりゆっくりと乳首を透けさせた

ぬるっとしたローションを指ですくって、布越しに乳首を撫でた

奥村さんを見ると私を痛いほどに見つめていた

ゆっくり縁を描くように乳首を撫でていると、少しずつ乳首が隆起してきた

私の指は優しく撫でるのをやめ、乳首をつまみだした

まるで奥村さんにつねられているような錯覚に陥る

「あっ…」

乳房を揉みながら、爪の先で乳首をカリカリと引っ掻くと、気持ちよさで頭の中がボーっとし出した

まだ胸しか触っていないのに、もう中におもちゃを挿入したくなった

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