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午後はセックスの授業!?

第4章 璃玖×小夏


それから1年が過ぎた頃。



七瀬君とは思っていた以上に気が合って、お互い下の名前で呼び合って休み時間もよく一緒に過ごすくらい仲良い男友達になっていた。


結構からかわれる事もあるけど…。


向こうは多分男友達と同じ様にしか思っていないかもしれないけど、私はかなり好きになっていて完全に片想いをしていた。


好きなんて言ったらもう一緒に遊べなくなっちゃいそうだし言えないけど…


「小夏、スカートもう少し短くしてみたら?」

「そうだよ!璃玖(りく)君もその方が小夏の事意識してくれるんじゃない?」

「えー…いいよ…髪伸ばしても、ちょっとメイクしてみても前と態度全然変わらないし!どう頑張っても璃玖にとって私は友達止まりだもん」


仲の良い子達は私が璃玖の事好きなのを知ってて(バレた)この一年みんな私の事女の子らしくするお手伝いをしてくれた。


自分でも去年よりは見た目は女の子っぽくなったと思うけど…やっぱり胸もないし、色気ないから恋愛対象には難しいかな…?



璃玖の周り可愛い子たくさんいるもんなぁ…。



私なんてこの前休みの日に璃玖と遊んでたら妹と間違えられたくらいだし。

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